お知らせ

オリンパス社「高速気腹装置:UHI-4」の腹腔過圧に関する注意喚起の続報とフロントパネル消灯に関する回収について

令和6年5月20日

一般社団法人 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 会員各位

2023年12月にオリンパスメディカルシステムズ株式会社(以下「オリンパス」)の高速気腹装置 UHI-4の腹腔過圧に関する注意文書を受領し、情報の周知のため、本学会のホームページに掲載しておりました。オリンパス社「高速気腹装置 UHI-4」の注意喚起について | 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会 (jsee.jp)

今般、オリンパスより、当該製品への腹腔過圧に関する対策措置と、品質改善に関する措置を実施していくとの説明を受けました。

実施される措置は、以下のとおりです。

1. 腹腔過圧に関する対策措置(ソフトウェアアップデート)
オリンパスの追加調査の結果、当該製品のソフトウェアが原因で圧力センサの故障を検知できず腹腔過圧が発生する可能性があることが判明したため、ソフトウェアアップデートを今秋以降に実施していく

2. 品質改善に関する措置(制御基板の交換)
2019年10月以前に製造された当該製品において、フロントパネルが消灯するという不具合が増加傾向であることが判明したため、当該製品を回収し制御基板(CRボード)の交換を順次実施していく

オリンパスは行政に対しても不具合情報の説明を行い、上記2つの措置を進めることを報告しているとのことです。会員の皆様におかれましては、オリンパスより提供されるこれら措置に関する文書について確認して対応するようお願い申し上げます。

添付文書:
【ご案内】高速気腹装置 UHI-4 ソフトウェア不具合のお詫びとお知らせ
【ご案内】高速気腹装置 UHI-4 フロントパネル消灯に関する回収のご案内
【カタログ】高速気腹装置:UHI-4

一般社団法人 日本泌尿器内視鏡・ロボティクス学会
理事長 武中 篤